アナウンサーコラム

アナウンサーコラム第3回 赤間優美子アナウンサー

2018年6月26日

1球にかける球児たちの輝き
その一瞬一瞬の積み重ねが、1世紀にも及ぶ物語を紡いできました。

私は先日、元高校球児に会う機会がありました。

春・夏ともに甲子園に出場。
直前までは絶好調で、プロからも注目されていた選手でした。
しかし、甲子園に立つと、思うような結果を残せなかったんです。

「甲子園は自分の未熟さを教えてくれた。これを糧に野球に打ち込みたい」
その決意で大学に進学すると、1年生でレギュラーに定着。
再びプロから注目される存在に成長します。

しかし、またも指名漏れ…現実を突きつけられます。
ニュースでドラフトの様子を伝えていた私は、肩を落としました。
そんな状況でも、彼には野球を辞めるという選択肢はなかったんです。

周りから期待される喜び。自分の夢を支えてくれる人たちへの感謝。
「高校時代に心を決めた。野球で恩返しする!」

現在、社会人1年目。
再びプロを目指し、強豪チームでレギュラーとして活躍しています。

高校野球は人を育てる。彼の姿を見ているとそう強く感じます。
そして、その姿は、私たちに大きな感動を与えてくれます。

そんな偉大なスポーツの節目に立ち会えることは、
とても幸せなことだと思います。

球児たちの変わらぬ勇姿を、この夏も、目に焼き付けたいです!

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